はじめまして

 

はじめまして。ザキです。今はUnityをメインに勉強しはじめたところです。

自己紹介

発達障害ADHDASD)当事者です。

主な困り感は、本当にざっくり言うと以下のような感じです。

  • 手先が不器用
  • マルチタスクが苦手
  • コミュニケーションが苦手
  • 感覚過敏(視覚/聴覚)があり、疲れやすい

もともと生きずらさを抱えていましたが、7年ほど前に、障害があることがはっきりしました。

それからは、就労支援事業所への通所を間にはさみ、障害者雇用で2社働いてきましたが、結果的には退職することになりました。

生かされない才能

今、通っている場所は、私の持っている障害に特化した形で、デザインやプログラミングが学べる場所です。

最初は、自分が通うつもりで来たわけではなかったのです。
同じ障害がある友人の付き添いで、見学に来たのでした。

友人はゲームが本当に得意で、動画編集や複雑なソフトのオペレーションをすると、理解度は非常に優秀で速く、成果物にもセンスがありました。
でも就労支援を終えた後、合う仕事が見つからずに困っていました。

そんな友人にこの場所はぴったりだ、と私には思えたのですが、本人は、
「もう、自分の年齢では、何かを始めるには遅すぎる。それに、自分には才能が無い」
とかたくなに言い張るのです。

そう言い張る友人は私よりも一回り、年が下でした。
ですが、今までの人生で、辛い思いを何度も繰り返してのその一言だということは、言われなくても分かっていました。

私にでもできることを

それから数ヶ月間、この場所のことはずっと忘れていました。

数ヶ月後、まだ障害者雇用で働いていた私は、転職を考え、とある会社の採用に応募しましたが、不採用になりました。
ずっとやってみたいと思っていた、障害について書くライター職の募集、ということだったのですが、実績が無かったのです。別職種について検討して頂けましたが、その面接がさんざんでした(細かくは書きませんが…)
冬の寒い最中に、悔しい気持ちを抱えながら、とぼとぼと道を歩いていたとき、ふっと、数ヶ月前に訪れた「あの場所」のことを思い出しました。

あの場所に、行ってみよう。私が。
私にでもできることを証明したい、と。

それから(の経緯は端折って)今に至ります。

今が一番若い

「今の自分は10年後の自分よりも10歳若い」

「NewsPicks」というサイトで、佐山展生さんという方のインタビュー記事を読んだとき、この一言がありました。いい言葉だな、と素直に思いました。

まさかこの年齢で、プログラミングを勉強することになるとは、正直自分でも予想していませんでした。おそらく、今いる場所では最年長だと思います。

でも、今、一緒に勉強している方たちと接していくうちに、年齢や結果はどうあれ、チャレンジしたい、という気持ちが少しずつ生まれてきました。

チャレンジすることで、プログラマーになれるかどうかは正直不透明だけど、それでも何かを変えられれば、新しく創っていければ。
自分の道を歩いていければ。

私にも、他の皆にも、障害を持っていても、できることはあるし、それには年齢など関係ない、今が一番若いのだと。

決めてしまったことなので、余計なことは考えず、今は一歩一歩、前に進んでいきたいと思っています。

(とはいえ、なにかといろいろ考えちゃう性格ではあるんですが、まあ、マイペースでやります。)